ブータンは南アジアにある神秘的な王国です。北をチベット、その他をインドに囲まれたこの小さな王国は、理想郷とも呼ばれています。3泊4日のブータンツアーでは、パロとティンプーの歴史的建造物を訪れますが、他の世界から切り離されたブータンでは、本来の姿のまま保存された文化遺産を見学することが出来ます。ブータン旅行のハイライトのひとつタクツァン僧院は、垂直に切り立った岸壁に鎮座している寺院の複合施設で、奇跡の建造物のひとつと言われています。ハイキングでアプローチしながら、昔の人はどうやってあんなところに建てたのだろう・・・？と想像してみてください。
このコースでは、ティンプーやパロといった都市のライフスタイルと村のライフスタイルを見比べることが出来、伝統的な建築様式のホテルにも滞在します。3泊4日のブータンツアーは、短い日数ながらブータンの見どころをコンパクトに凝縮した完璧なパッケージです。
パロ国際空港に到着。入国審査等を済ませたら、担当者と合流しティンプーまで車で移動します（約1.5時間）。パロへのフライトでは、天気が良い時には世界最高峰のエベレストをはじめヒマラヤ山脈を見下ろすことが出来ます。
首都ティンプーに到着したら、さっそく観光へ向かいます。クエンセル・ポダン（ブッダポイント）は、ティンプーを見守るかのように丘の上に建てられた大きな大仏像です。2015年に完成したばかりの高さ54ｍ（国内最大）の大仏様に祈りを捧げ、周辺を散策しましょう。ビューポイントからは、谷間に位置するティンプーの街が一望出来ます。夜はブータンの首都ティンプーの街歩きをお楽しみください。
＜宿泊：ティンプー＞
今日は終日ティンプーを見てまわります。第3代国王を追悼して建てられたメモリアルチョルテン、ブータンの国獣のターキン（絶滅危惧種に指定されたウシ科の動物）の保護施設、ブータン仏教の総本山タシチョ・ゾン、ドゥプトゥプ尼僧院など、街の名所を訪れます。また、民俗博物館、織物博物館、伝統工芸学校や製紙工場などを見学し、ブータンの人々のユニークな芸術、文化、伝統に直に触れることが出来ます。
＜宿泊：ティンプー＞
朝食後、車でパロに戻り（約1.5時間）、タクツァン僧院へ向かいます。17世紀の終わりに建てられたこの僧院は、パロの谷から800ｍ上の険しい岸壁にしがみつくように建っており、タイガーネスト（虎の巣）という名前を持つブータン最高の聖地です。展望台での休憩、僧院の見学を含め往復5～6時間のハイキングです。その後、田舎の暮らしが見学できるファームハウス、歴史的建造物（タ・ゾン）を利用した国立博物館を訪れます。夕方は、地元のマーケットをのぞいたり伝統様式の橋を渡ったり、美しいパロの街の散策を楽しみましょう。
＜宿泊：パロ＞
朝食後、お客様を空港へお送りしツアーは終了です。（カトマンズやインド各地、バンコクなどへのフライトも、ご希望に合わせてお手配可能です。）
ブータンは1年を通して旅行が可能なため、出発日は特に設けておりません。お祭りなどに合わせ特定の出発日をご希望の場合は、お早めにお問い合わせいただくことをお勧めします。ご検討の際は、ご希望の出発日及びご参加人数をお知らせください。
また、記載の金額はブータン到着からブータン出発までのパッケージ料金ですが、フライトを足してカトマンズ発着、またはネパールの旅行も併せてなど、お客様のご希望に沿ったプランをご案内します。
