ついに、日本のコロナ感染者数をネパールが超えてしまいました。10月4日夕方発表のデータで、過去24時間の新規感染者2,253人を足して、これまでの累計感染者は86,823人、死者は535人となりました。73.7%が既に回復しており、アクティブケース(現感染者)は22,219人で、入院者と自宅療養者がほぼ半数ずつです。感染者数だけを物差しにするべきではありませんが、単純に人口が日本の四分の一であることを考慮すると、良い状況ではないことがわかるかと思います。
また、オリ首相の側近5人、そして首相官邸に配属されている軍・警察関係者数十人の感染も確認されており、大統領が感染したアメリカに続かないことを願うばかりです。オリ首相は今年の3月に2度目の腎臓移植を受けたばかりで、68歳という年齢的にも重症化のリスクが高いグループに属しています。ネパール国内の感染者が少なかった頃には、「ネパール人は免疫力を持っている、ウコンと生姜を摂ってお湯を飲んでいればコロナにかからない」と発言していたので、ぜひそれを証明してもらいたいと思います。
感染が勢いを増す中、10月17日に予定されているツーリストの入国解禁、10月下旬から始まるネパールの2大祭りダサインとティハールはどうなるのでしょうか?!