カトマンズ盆地内の規制が、昨日9月17日からさらに緩和されました。商店の営業に関して、曜日や時間の制限がなくなり、業種に関係なく終日営業可能になりました。また、ホテルや旅行会社などの観光・おもてなし部門の稼働も認められ、レストランやカフェ店内での飲食も可能になりました。さらに、国内線フライト及び長距離バスの運航・運行も許可され、カトマンズ盆地内へ/からの出入りが可能になりました。
使用可能車両の偶数奇数ルールは継続され、引き続き、理美容室、サロン、スパ、ジム、映画館、パブ、各種教育機関の営業・稼働は不可、パーティー、セミナー、宗教上の集まりやデモを含め各種集会は禁止されたままです。
10月中旬からトレッキング客を受け入れるといったニュースもあり、観光産業を動かしていこうという政府の意向が感じられますが、10月以降のフライト、観光客やビジネス客の入国制限緩和についてはまだ発表がありません。
というわけで、早速タメルの様子を見てきました。ちょっと前まではひっそりとしていたタメルですが、開いているお店も多く、道行く人もだいぶ増えた印象を受けました。シャッターを閉めたまま常連さんやお友達をこっそり入れていたレストランなども、堂々とシャッターやゲートを開け、看板のあかりを灯して営業を始めていました。また、今回の規制緩和より少し前に、ダメもとでスーパーのバトバテニへ行きました。ゲートが閉まっていたのでやっぱりだめかと思いましたが、警備員さんに聞いてみたら「あっちから入れるよ」とのこと。ただ、「駐車場内には駐車するな」ということだったので、あぁ、表向きは営業していないってことね・・・と苦笑い。なんともネパールらしいです。ちなみに、リングロードも渋滞にならない程度の丁度良い交通量でした。
まだまだ長い道のりですが、日常に一歩近づいた気がします。
