みなさん、こんにちは。梅雨が明けて一気に夏の陽気となり、ホッと一息つく間もなかったかもしれません。と思ったら今日はもう立秋なんですね。立秋の意味は「秋の気配を感じる頃」とありますが、まだまだ梅雨の匂いが残っていそうです。ネパールはモンスーン真っ只中で、コロコロ変わる天気に気が抜けませんが、いろいろな空模様が楽しめる時期なんだとプラスに考えています。
ついこの間の一日はこんな感じでした。朝起きたら気持ちよく晴れていて、お昼に向けてどんどん暑くなり、日差しもカリッカリでした。「今日は洗濯物も余裕で乾く♪」と思い、洗濯物と一緒に枕も天日干しをしようと屋上に干しておきました。日差し除けのためにカーテンをした室内にいた私は外が暗くなってきたのに気付かず、既にパリッと乾いていただろう洗濯物と枕は夕立の餌食になりました。(ちなみに、ネパールの人々は雨が降ってきても慌てて洗濯物を取り込みません。次に晴れたらどうせ乾くからというスタンスでそのまま放置です。)濡れた枕の世話は扇風機にお願いし、夕立後の夕焼けを屋上から楽しみました。洗濯物を濡らしたことなど、もうすっかり忘れていました。今日もいいもの見たなと思っていたその夜、今度は雷!音は聞こえなかったのでだいぶ遠かったと思いますが、かなり長い間チカチカしていた空を観察しながら、まさにモンスーンの時期だなぁと実感した一日でした。
一般的に、モンスーンの時期は旅行に向いていないと言われています。確かに、雨の中山も見えずぬかるんだトレイルを歩くのは気が進まないかもしれません。でも、より一層鮮やかな緑や水をたたえた田んぼ、濡れた石畳や生き生きとした植物、そして雨が上がった後の澄んだ空にクリアに現れるヒマラヤなど、雨季のネパールも魅力満載です。ハイシーズンに休みが取れないからとネパール旅行を諦めているお客様がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。雨季でも楽しめるプランをご案内します。
日本の夏、コロナに加えて台風やら熱中症やら心配事は尽きませんが、元気にお過ごしください。