2桁台の新規感染者数をしばらくキープし、コロナ以前の日常生活に戻りかけていたネパールですが、隣国インドでの感染拡大を受けネパールの新規感染者数も数千人/日に一気に跳ね上がってしまいました。そして規制が再び敷かれることとなり、今朝(4/29)から2週間の行動規制がカトマンズ盆地内で始まりました。ライフラインに関係するもののみOKという、比較的厳しめだった初期のロックダウンと同じような内容です。そもそも医療体制が貧弱なネパール、悲惨な映像が世界中のニュースで流される、なんてことにならないことを願うばかりです。
(5月4日追記)国内線及び国際線フライトの運航停止が発表されました。国内線については5月3日より既に停止中、国際線については(なぜかカトマンズーデリー間の週2便を除き)5月6日深夜から全面的に運航停止となります。現時点では、いずれも5月14日までの措置とされています。
(5月14日追記)カトマンズ盆地内の行動規制及びフライトの運航停止の措置について、いずれも延長が発表されています。また、行動規制については、カトマンズ盆地内だけでなく、ネパール各地(ネパール全77郡のうち63郡)で行われています。