タメルの町医者 / Town Doctor

  • Aug 28, 2020
  • アドベンチャーバウンド
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タメルの一角で雑貨屋さん(ビスケットやジュースを売る小さな商店)を営むおじさん、なんと町医者も兼ねているとのことで、治療の様子を見学。お店の前の看板には、「副鼻腔炎と虫歯の治療をします」と。一番下には、「牛乳も売っています」とあるので、何がウリなのかがいまいちつかめませんが・・・。

鼻詰まりと頭痛がするという患者さん。ドクター(ただのおじさん・・・?)は患者さんの鼻の穴を懐中電灯でのぞき込んでから、左側が副鼻腔炎を起こしているといって、薬草を取り出し手のひらで揉みだしました。もみもみしながらつばをペッペッとして、そのしぼり汁を患者さんの鼻の穴に・・・。「おじさんがコロナだったらアウトだな」と思って、「まさかおじさんコロナにかかってないでしょうねぇ」とちょっと皮肉っぽく言ったら、「コロナの薬を飲んでいるから大丈夫!」と言って、乾燥した何かの葉っぱを見せてくれました。・・・もう返す言葉がありません。

ちなみに、ドアにはおじさん、いやドクターの電話番号がでかでかと、そして「ご飯を食べる時間は10時(だから居ませんよの意)」とペイントされています。治療を受けるのは、もちろんせまーい商店の中でビスケットやキャンディーに囲まれながらです。見せかけだけでなく昔の人の知恵に基づいた療法だと信じたいところですが、なんともツッコミどころ満載の町医者でした。

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