ネパール仏教文化ツアー
このツアーではカトマンズ市内の世界遺産を見学し、ポカラそして仏陀が生まれたとされるルンビニを訪れ仏教の歴史を体験します。ネパールを代表する仏教寺院や仏教とつながりの深い場所をメインにまわります。
このツアーではカトマンズ市内の世界遺産を見学し、ポカラそして仏陀が生まれたとされるルンビニを訪れ仏教の歴史を体験します。ネパールを代表する仏教寺院や仏教とつながりの深い場所をメインにまわります。
ようこそネパールへ。カトマンズの空港に当社の担当がお迎えに上がります。合流後、ホテルまでお送りいたします。
ボダナートは世界で最も大きな仏塔の一つで、仏教の聖地巡礼にとって欠かせない場所です。ドームの下にある108の凹みには、一つひとつに仏像が彫られています。最下層の土台の壁は147面。それぞれの面に4つまたは5つのマニ車が備え付けられています。ボダナート周辺には50を超えるチベット僧院があることでも有名で、小さいチベットと呼ばれることもあります。丘の上にあるコパン僧院はボダナートから北に数キロ行ったところにあり、チベット仏教ゲルク派の寺院です。またコパン僧院の中心から少しのところにカチュー・ガキャル・リン僧院として知られる尼僧院もあります。そこでは400人近い尼僧が生活しています。
朝のうちにスワヤンブナートまで車で向かいます。スワヤンブナートは2000年以上の歴史を持つ最も古い仏教の建築物の1つで、仏教の聖地巡礼をする上で非常に重要な場所です。伝説によると「太古、神々のいるヒマラヤの麓に大きな湖があった。その湖にある島に咲く蓮華からある時大日如来が姿を現した。その頃ネパールからインドへ旅をしていた文殊菩薩はその不思議を知り、大日如来に敬意を表すためにこの地に足を向けた。そこで土地の人々が湖に住む大蛇の悪行に苦しめられていることを聞き、備えていた剣でチョバールの山を切り開いた。怪物は湖と共に消え去り人の住めるカトマンズ盆地が後に残った。文殊菩薩は小高い丘となった島の上にストゥーパを建立し、後にゴータマ・シッダールタとして生まれ変わる大日如来を万物の創始者としたたえた。」と言われています。スワヤンブナートを訪れた後ポカラへ移動します。
この日はポカラにある仏教の歴史的な建物を訪れ、威厳ある自然を楽しみます。重要な仏塔であるワールド・ピース・パゴダは日本山妙法寺という宗教団体によってフェワ湖を見晴らせる小高い尾根の上に作られました。文化的な重要性もさることながら、ポカラ全域を一望できることから人気の場所です。フェワ湖をボートで渡り仏塔まで行きます。そしてマレパタンにある僧院を見学します。その後、中国で文化革命が起こった際にチベットの人々が逃げてきて作った、チベット避難キャンプがあるヒェンザへ行きます。そこでチベットの様々な食べ物を食べ人々の生活を観察し、チベットの文化を体験してみましょう。
ポカラの南東290キロにあるルンビニまで車で6〜7時間の移動です。ポカラに別れを告げ、ネパール南部に広がる平原地帯のタライへ向かいます。冬を除いて、気温は高くなり湿気が多くなります。ルンビニは仏教の聖地巡礼において最も重要な場所だと言えるでしょう。
ルンビニはその建築物や宗教的な重要性からユネスコによって世界遺産に登録されました。ルンビニは古代の僧院や神聖な仏陀の木、古代の水浴に利用された池、アショーカ王の石柱(紀元前249年にアショーカ王がこの地を参拝し記念に建てた)、マーヤー聖堂などによって構成されています。マーヤー聖堂はルンビニで神聖な中心地となっておりシッダールタ王子誕生を描いた石像が安置されています。博物館も見学可能で、周辺にある寺院なども観光できます。ルンビニから車で東に29キロ行ったところにあるティラウラコットにはシッダールタ王子が29歳までを過ごしたとされるカピラバストュ王宮の跡地があります。そこはバンガンガン川の岸の平和な牧草地にあります。目を惹く聖堂の近くにある厚皮動物の彫刻はマーヤデビへ捧げられたものだとされています。ティラウラコットにある小さな博物館には、王宮跡から発掘された銀や銅の硬貨や装飾品などが展示されています。それらを訪れた後ルンビニまで車で戻ります。
ルンビニからカトマンズまで300キロの道のりを戻ります。大体7〜8時間程のドライブでカトマンズに着きます。
出発時間まで、ご自由にお過ごしください。ショッピングをしたり周辺にあるマーケットを散策したり、最後の時間をお楽しみください。その後、お客様のフライト予定に合わせて空港までお送りします。