チベットの基本情報

<基本情報>

国旗:白い三角は雪山に囲まれた地、太陽は自由を平等に享受し、繁栄を手にすることを象徴する。スノーライオンはチベットの完全勝利を収めることを表す。ライオンが支える3つの宝石は精神的な源である、ブッダ、ダルマ、サンガを意味する。ライオンが持つ円形で2つの色が塗られているものは十善業法と十六浄人法による自律を象徴している。黄色の縁取りは仏教がすべての場所で、永遠に栄えることを象徴し、縁取りがない一箇所は、仏教以外の教えや、思想にもオープンであることを表している。
正式名称:チベット(Tibet)
首都:ラサ
面積:1,228,400km2
人口:2,740,000人(2004年国勢調査)
宗教:大多数がチベット仏教の信者。ただ近年では世俗化が進んでボン教やイスラームの信者もいる。
民族:チベット族が93%を占め、漢族が6%でこれに次ぐ。残りは回族0.3%、モンパ族0.3%などわずかに過ぎない。
言語:公用語は「漢語」ただし、国語が広いため、それぞれの地方ごとに方言があり、大きく異なります。基本的に英語は通用しません。
通貨:人民元(記号はRMB/元=ユエン、口語ではクアイ)その他、補助通貨単位は角(角=ジャオ、口語ではマオ)と分(分=フエン)があります。紙幣は新旧合わせて23種類、硬貨も10種類にものぼります。両替は中国国内でできます。ただし、外国に人民元を持ち出す場合は、限度額が2万間となっているため、両替しすぎないよう注意しましょう。
電圧:電圧は220で周波数は50Hz    
時差:日本より-1時間(日本時間で12時の場合、チベットは11時00分)


<チベットの気候>
チベットは高原気候で、年間の平均気温が8℃程度と低めです。ネパールやチベット同様、昼夜の気温差が大きいので服装には注意が必要です。
ただ、行き先により気温・気候が変わりますので事前にチェックしましょう。

<チベット旅行での服装>
春・秋と晴れの日が多く、すごしやすいです。気温だけを見ると、夏が最も快適な季節ですが、雨量が増えます。また、一年を通して、山地特有の昼夜の気温差が大きいです。日中はTシャツ1枚で過ごせる季節でも、日陰に入るとかなりひやっと感じたり、夜になると肌寒く感じることも多いため、どの季節に旅行をするのでも冬服であるセーター・フリースがあると日没後も安心です。
パーカーやカーディガン、ジャケットなど羽織れるものを常に持ち歩くことをお勧めします。女性はストールを一枚持っていると日よけ、防寒にも使えて便利です。