ランタン谷トレッキング
チベット語で「ヤクに続く」という意味を持つランタンは、その昔ラマ僧がヤクの足跡を追って見つけたとされている場所です。国立公園に指定されたランタン谷は、カトマンズの北、チベットとの国境の南に位置しています。
カトマンズから車で数時間とアクセスしやすく、またヒマラヤの絶景を楽しんだり、季節により氷河や珍しい高山植物や鳥などが楽しめたりと、近場ながら魅力満載の谷です。北をランタン・リルン(7234ⅿ)、南をガンチェンポ(6387ⅿ)とナヤカン(5844ⅿ)、東をドルジェラクパ(6966ⅿ)に囲まれた小さな谷ランタンは、タマン族やシェルパ族の里で、チベットとよく似た服装や習慣、伝統的な暮らしぶりも観察することが出来ます。
2015年の大地震では、村が丸ごと消えてしまうなど大きな被害を受けたエリアですが、村人たちの懸命な復旧作業により復興し、現在は問題なくトレッキングをすることが出来ます。